【徹底解説！】グラマーチンゲール法について

マーチンゲール法は様々な手法が存在し、

その中にグランマーチンゲール法、

別名（大マーチンゲール法）があります。

では、グランマーチンゲール法とは、どういった

手法なのか詳しく解説していきます。

グランマーチンゲイル法とは

グランマーチンゲイル法とは、負けるたびにベット額を倍+αに

賭けていく手法です。

理論的には必ず勝てると言われています。

グランマーチンゲイル法は勝率が50％

配当が２倍のゲームに使われます。

賭けている中で１度でも勝利することができたら

今まで負けている損失額を取り戻せます。

手法の中でもかなり有名です。

ですが、+αしないといけないので

計算が少しややこしい事になります。

グランマーチンゲイル法は現地のカジノでも禁止になっていない手法です。

ですが、現地のカジノは最低ベット額が

普通のオンラインカジノよりも高く設定されているため

自己資金がより多く必要となる場合があります。

それとは反対にオンラインカジノは現地のカジノに比べて

そこまで軍資金を用意する必要はありません。

大前提で申しあげた通り

グランマーチンゲイル法は負けるたびにベット額を増やしていく

なおかつ+αをする手法なので、連敗した時はベット額が増えていきます。

オンラインカジノはベット額の上限が決められているゲームが

中にはあるため、勝つまでにその上限に達してしまうと

グランマーチンゲイル法を最後まで活用できない場合があります。

反対にグランマーチンゲイル法は

一度でも勝つことができれば利益を得ることができます。

メリット

①負けが続いていても１回勝つことによりそれまでの損失額を取り戻すことが

可能になる。

②初心者にも簡単に活用できる手法。

③自己資金さえあれば負けるリスクが少なくなる。

④オンラインカジノだけではなく、現地のカジノや他にギャンブルに

活用できる。

⑤勝った数よりも負けた数が多くても、自己資本のなかで

勝つことができたら利益を出すことができます。

デメリット

①負けが続くことでベット額が大きくなっていくので資金に限界がある。

②ベット額が大きくなればなるほど心理的不安が大きい。

③最大ベット額が決められているゲームもあり、

勝つまでに自己資金やそのオンラインカジノ内の

上限に達するとグランマーチンゲイル法を最後まで活用できない

場合もオンラインカジノサイトによってはある。

④倍額+αしないといけないので計算がややこしい。

グランマーチンゲイル法の期待値

理論的に勝てるとありますが

実際にはどうなのかと言うことを

グランマーチンゲイル法を利用した時の期待値を計算しました。

期待値を求める式はこちらです。

期待値＝勝つときの期待値＋負ける時の期待値

今回は最初のベット額を1ドル、１度にベット出来る金額を

10,000ドルとして期待値を考えます。

+αのあたいを最初のベット額とします。

仮にグランマーチンゲイル法を使用して

負け続けた場合、ベット額はこのような表になります。

ぜひ参考にしてください。

マーチン回数	金額
0マーチン	1ドル
１マーチン	3ドル
２マーチン	7ドル
３マーチン	15ドル
４マーチン	31ドル
５マーチン	63ドル
６マーチン	127ドル
７マーチン	255ドル
８マーチン	511ドル
９マーチン	1,023ドル
10マーチン	2,047ドル
11マーチン	4,095ドル
12マーチン	8,191ドル
13マーチン	16,383ドル
14マーチン	32,768ドル
15マーチン	65,538ドル

13回目で1度にベットできる最大金額10,000を超えるので

最大12回マーチンゲイル法を使えます。

勝率2分の1、配当2倍の場合

勝率が2分の1の勝負でグランマーチンゲール法を使い負けるとき、負ける確率は14回連続で負けることになるので

1/2の13乗＝ 1/16,383

負けるときの損失は1回目から1回目のベット額を全て足して

-1-3-7-15-31-63-127-255-511-1,023-2,024-4,095-8,191 ＝ -16383ドル

負けるときの期待値は

負けるときの損失 × 負ける確率＝ -16383 × 1/16384 ＝ -16383/16384

勝つ確率は全ての確率から負ける確率を引いて

1 - 1/16384 ＝ 16383/16384

勝つときの利益はグランマーチンゲール法では常に最初のベット額になるので

1ドル

勝つときの期待値は

勝つときの利益 × 勝つ確率＝ 1 × 16383/16384 ＝ 16383/16384

つまり、勝率2分の1、配当2倍の勝負でグランマーチンゲール法を使うとき

期待値＝勝つときの期待値 + 負けるときの期待値
　　　＝ 16383/16384 + -16383/16384
　　　＝ 0

ということで期待値は0です。

期待値が0ということはベットした金額が増えるか減るかは五分五分です。

ちなみに、投資法を使わずに普通に賭けるときの期待値は

1/2 × 1 + 1/2 × -1 ＝ 0

なので、グランマーチンゲール法を利用してもしなくても期待値は変わりません。

では次に

グランマーチンゲイル法の連敗の確率

グランマーチンゲイル法は勝率が50％で配当が2倍のゲームに

よく使われます。

勝率が50％のゲームで連敗する確率をこちらに

表にしておきますので参考にしてください。

マーチン回数	確率
1マーチン	50%
2マーチン	25%
3マーチン	12.50%
4マーチン	6.25%
5マーチン	3.125%
6マーチン	1.563%
7マーチン	0.781%
8マーチン	0.391%
9マーチン	0.195%
10マーチン	0.098%
11マーチン	0.049%
12マーチン	0.024%
13マーチン	0.012%
14マーチン	0.006%
15マーチン	0.003%
16マーチン	0.0015%
17マーチン	0.0008%
18マーチン	0.0004%
19マーチン	0,0002%
20マーチン	0.0001%

100回に1回は6連敗、1000回に1回は10連敗をする

確率があります。

どんなに運が悪くても10連敗はしにくいと思うので、

自己資金に余裕があれば勝ち続けれる攻略法の一つです。

バカラでグランマーチンゲイル法をやる場合

バカラではタイを除けば、バンカーベットの勝率は50.68%で、プレイヤー勝率は49.32%です。しかしバンカーWIN時には0.05%の手数料を差し引いて支払われるので、マーチンゲール法を使う場合は、プレイヤーベットの方をおすすめします。

しかしながらハウスアドバンテージはありますので公平な勝負にはなりません。

グランマーチンゲイル法を始める前に

まず初めにご自身の資金と

相談して、ベット額を設定してベットして行きましょう。

ベット額によってマーチンが続いた後のベット額が

大幅に変わりますので注意して選びましょう。

こちらは、｢1ドル」「5ドル」「10ドル」の場合の

ベット額の表を記載しておきますので

参考にしてください。

+αは最初のベット額にします。

マーチン数	1ドル	マーチン数	5ドル	マーチン数	10ドル
0マーチン	1ドル	0マーチン	5ドル	0マーチン	10ドル
1マーチン	3ドル	1マーチン	15ドル	1マーチン	30ドル
2マーチン	7ドル	2マーチン	35ドル	2マーチン	70ドル
3マーチン	15ドル	3マーチン	75ドル	3マーチン	150ドル
4マーチン	31ドル	4マーチン	155ドル	4マーチン	310ドル
5マーチン	63ドル	5マーチン	315ドル	5マーチン	630ドル
6マーチン	127ドル	6マーチン	635ドル	6マーチン	1,270ドル
7マーチン	255ドル	7マーチン	1,275ドル	7マーチン	2,550ドル
8マーチン	511ドル	8マーチン	2,555ドル	8マーチン	5,115ドル
9マーチン	1,023ドル	9マーチン	5,115ドル	9マーチン	10,230ドル
10マーチン	2,027ドル	10マーチン	10.235ドル	10マーチン	20,470ドル
総ベット額	4,052ドル	総ベット額	20,415ドル	総ベット額	40,830ドル