eスポーツの今後や動向について解説!市場規模や5Gによる影響も紹介

 

日本国内でも、年々競技人口や視聴者数が増え、市場規模が拡大している「eスポーツ」ですが、現在のeスポーツ市場規模の現状や将来性について気になるという方もいるでしょう。

そこで今回は、世界中で大きな注目を集めているeスポーツの今後や動向について詳しく解説していきます。

 

グローバルeスポーツ市場規模の動向

まずは、グローバルeスポーツ市場規模の動向を見ていきましょう。

2020年時点での市場規模は、世界で11億10万ドル(日本円で約1,155億円)となっています。この市場規模とは、各地で開催されているeスポーツの大会やリーグの広告収入・グッズ収入・放映権収入・入場料収入などの合算値のことです。

3年後の2023年には、15億5,670万ドル(日本円で約1,634億円)に成長すると予想されており、2018年からの5年間で約2倍にも膨れ上がると予測されています。

こんな急成長中のグローバルeスポーツ市場における仕分け比率は、以下のようになっています。

 

  • スポンサーシップ:57.9%
  • メディア権:16.9%
  • グッズ・チケット:11.1%
  • パブリッシャー提供資金:10.6%
  • デジタル:2.0%
  • ストリーミング:1.7%

 

上記の結果から、スポンサーシップ収益が最も大きく、その収益規模は2019年の5億4,350万ドル(日本円で約570億円)から、2020年には6億3,690万ドル(日本円で約660億円)と、前年より17.2%も増加しており、今後もさらに成長する見通しとなっています。

 

日本でのeスポーツ市場規模は?その動向を紹介

では、日本でのeスポーツ市場規模はどのようになっているのでしょうか。

2019年の日本eスポーツ市場規模は約61.2億円、2020年は前年より9%増の約66.8億円となっています。

日本eスポーツ市場における仕分け比率は以下の通りです。

 

  • スポンサー:67.3%
  • 放映権:19.2%
  • アイテム課金・賞金:11.5%
  • 著作権許諾:0.4%
  • グッズ:0.2%

 

このように、チーム・大会へのスポンサー料や広告費といったスポンサーの割合は、グローバルよりも9.4%多い、全体の67.3%となっています。

2020年から2024年までの年間平均成長率は約29%と予測されており、2021年には約86.8億円・2022年には約127.9億円・2023年には約155.7億円・2024年には184.3億円と予測されています。

 

eスポーツの観戦・視聴者数も急速に増加している!?

グローバルの場合

eスポーツで最も重要な指標の一つに、視聴者数というものがあります。

2017年には、eスポーツの総視聴者数は3億3,500万人に達し、2018年には3億9,500万人・2019年には4億5,400万人・2022年には6億4,500万人に達すると予測されています。

こうした視聴者のうち2億5,300万人が、たまにeスポーツを観戦する視聴者とされており、2億1,000万人がeスポーツの熱心な視聴者とされています。ここで、注目するべき点は、熱心な視聴者であるeスポーツ愛好家の割合が、たまに観戦する視聴者と比べて、急速的に増加していることです。

eスポーツを積極的に観戦する視聴者が増えれば増えるほど、広告主にとっては魅力的なメディアになり、スポンサー料の拡大にも繋がります。

 

日本国内での場合

日本国内でのeスポーツ視聴者数は、2018年には約383万人・2019年には約483万人・2020年には約686万人です。また、2021年には約796万人・2022年には約1,012万人・2023年には約1,234万人・2024年には1,461万人になると予測されています。

新型コロナウイルスの影響による巣ごもり需要を背景に、大会・イベントのオンライン化による、配信数・視聴時間の増加に伴って視聴者数も増加傾向にあります。

 

通信環境・5Gによる影響とは?

eスポーツは、オンラインがベースとなっているため、遠く離れた場所にいるプレイヤー同士が対戦したり、世界中の人たちが観戦したりといった通信環境が重要です。実際に、通信の不安定さが原因で、プレイや視聴に遅延が生じてしまい、中断を余儀なくされた大会も珍しくありません。

そんな状況を打破し、eスポーツの普及を大きく後押しするのではないかと言われているのが「5G(第5世代移動通信システム)」です。

高速や大容量・低遅延・多接続を実現する5Gを利用することで、大勢のプレイヤーが同時に接続しても、ストレスなくプレイできる他、LANなどのデバイストラブルを避けることができます。

そのため、今後mobileでのeスポーツ市場が発展するのではないかと予測されています。

日本でも、5G導入を機に、大手通信企業がeスポーツに続々と参入していることから、5Gがeスポーツの追い風となっていることがわかります。

 

まとめ

今回は、eスポーツの今後や動向について解説してきました。

eスポーツの市場規模は、今後も成長することが予想されます。また、5G導入が浸透すれば、快適な環境で完全オンラインのリモート観戦が可能となり、eスポーツ大会の知名度も高まることでしょう。

日本国内の市場規模は、まだまだ小さいですが、5Gの導入により、今後さらに拡大していくことでしょう。

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