
ブックメーカーはスポーツのスポンサーとしても活躍しています。
これまでに上げた利益でスポーツチームを支援し、
より強いチームへと変える取り組みを進めています。
また、特定のスポーツにスポンサードしているブックメーカーもあります。
しかし、こうした状況に変化が生まれています。
ブックメーカーというギャンブルをスポンサーから排除しようと
検討する団体も存在しているのです。
目次
ブックメーカーはスポーツのスポンサーとしても知られている
ブックメーカーの一部は、スポーツチームのスポンサー、
または特定のスポーツに対するスポンサーとして支援しています。
スポーツへの支援を行っている背景には、
ブックメーカーとしての知名度向上に加えて、
健全な運営をしているというアピールも含まれています。
ブックメーカーの中でも、
以下の業者はスポンサーとして見かけることがあります。
・BET365
・SportPesa
・Betway
こうしたブックメーカーは、サッカークラブの支援を行っています。
また、最近登場したスポーツベットアイオーが
サウサンプトンのスポンサーとなったことも発表されるなど、
ブックメーカーがスポンサーとして多く関わっている事例があります。
他にもF1ではブックメーカーがスポンサーとなる事例があるなど、
数多くのスポーツでブックメーカーの参入が進んでいます。
海外ではブックメーカーがスポンサーを担当するというのは珍しいことではないため、
これからもブックメーカーの参入は進んでいくでしょう。
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ブックメーカー側の狙いは?
ブックメーカーがスポンサーとなる背景には、
知名度を高めたいという狙いがあります。
ブックメーカーは数多くの会社が運営しているため、
ライバル企業に勝利するための対策が求められます。
そこで考えられているのが知名度向上です。
知名度を高めることにより、更に客を増やせると判断しているため、
スポンサーとしてお金を払って宣伝しているのです。
また、ブックメーカーの健全性をアピールしたい狙いがあります。
ブックメーカーにはギャンブルを提供しているという見方が強く、
企業の健全性などが不透明な部分もあります。
こうした要素を取り除き、
より健全で安心してサービスを提供しているとアピールし、
利用者への安心感を与えたい狙いがあります。
一方でスポーツクラブ側とすれば、
ブックメーカーは大金を出してくれるいいスポンサーとして期待されており、
特にプレミアリーグでは受け入れがかなり進んでいる傾向があります。
ブックメーカーのスポンサーに待った?
ブックメーカーがスポンサーとして多くのスポーツを支えていますが、
こうした状況に待ったをかけたのがイギリスです。
イギリスでは、プレミアリーグのスポンサーに
ブックメーカーが数多く参入していますが、
2023年までにブックメーカーをスポンサーから外すように求めています。
このルールに従わないクラブはリーグ参加が認められないなど、厳しい処分が課せられます。
この決定は2020年に行われ、2023年という猶予期間を設けた上で実施されます。
それまでに新しいスポンサーを探すように求めていますが、
ブックメーカーが提供する資金は非常に大きな物となっており、
代わりのスポンサーを探すのは相当苦労する可能性があります。
また、クラブ側と契約しない場合でも、
サッカースタジアムでの宣伝も禁止されます。
これによりサッカースタジアムに
広告を出すなどの行為ができなくなりました。
背景にはイギリスでのギャンブル依存症問題が深刻化している傾向があります。
ブックメーカーを中心としたギャンブルを促進させないため、
イギリス政府はこのような厳しい対策を取らざるを得ない状況に置かれているのです。
まとめ
ブックメーカーはスポンサーとしても非常に重要な役割を果たしています。
特にプレミアリーグは、多くのクラブがブックメーカーをスポンサーとして受け入れるなど、
資金源としても非常に期待しています。
ただ、こうした状況に終わりを迎えそうな状況も起きています。
今後はブックメーカーがスポンサーを担当するスポーツが変わる可能性もあります。
様々な媒体での宣伝を狙うブックメーカーとしては、
次のスポーツ探しを検討しているのは間違いないのです。