新宿・歌舞伎町のオンラインカジノが摘発 経営者と客の両者が逮捕される

日本ではオンラインカジノをターゲットにした法律はありませんが、

法律で認められていないギャンブルは禁止されているため、

国内での所謂インターネットカジノやオンラインカジノの運営や利用は認められていません。

そんな中、新宿歌舞伎町のインターネットカジノ店が摘発される事件がありました。

今回はその事件で起きたことについて見ていきましょう。

歌舞伎町のインターネットカジノが摘発｜7人が逮捕

今回摘発された「グーグル」というインターネットカジノ店のオーナーに加え、

そのインターネットカジノ店を利用していた客を含めて7人が現行犯逮捕される事態になっています。

新宿・歌舞伎町のインターネットカジノ店摘発 1億5千万円売り上げか

そのインターネットカジノ店では約2ヶ月間で

1億5000万円の売上があったと見られていますが、

摘発理由に売上金額は関係なく、オンラインカジノ店を経営、利用していたことが

原因で関わった利用客含めて逮捕・起訴される流れになりました。

過去に利用した客も逮捕された可能性あり

グーグルを利用していた会員は約800人もいたことが判明しています。

賭博行為での逮捕は現行犯ではなくても逮捕できるため、

利用履歴があったということで過去に利用した客も逮捕されている可能性があります。

公表されたニュースで過去に利用していた客が

逮捕されたかどうかは明らかにされませんでしたが、

会員の名簿を利用して逮捕・起訴された人数は少なくないでしょう。

日本でオンラインカジノ店を利用するのは違法

国内でインターネットカジノ店を利用するのは犯罪です。

合法的に運営されていて海外に運営拠点があるオンラインカジノを

自分の家から利用する場合は、少なくとも現在は犯罪ではありませんが、

日本国内に拠点や店舗を構えているインターネットカジノ店を

利用するのは単純賭博法または常習賭博法に抵触する為犯罪です。

海外拠点のオンラインカジノを日本国内で利用しても捕まらないのは

日本に現状オンラインカジノを取り締まる法律がなく摘発する事が出来ないためです。

そのため、オンラインカジノ関連のの法律が新たに誕生しない限りは

海外のオンラインカジノを自宅から利用する分には

犯罪ではないということになっています。

勧誘されても利用しないように

「バレなければ問題ない」という考えで勧誘に乗ってしまうと、

今回のように突然摘発されて逮捕され、犯罪歴が残ってしまうことになりかねません。

ですので、例え親しい友人からの誘いだったとしても

オンラインカジノやインターネットラジオなど

違法な賭博行為は行わないようにしましょう。

将来的に自宅でオンラインカジノを利用することも罪に問われる可能性あり

今回はインターネットカジノ店で

オンラインカジノを利用した客が逮捕されましたが、

いずれは国内であれば場所を問わずオンラインカジノをプレイしていただけで

罪に問われる可能性が出てくるかもしれません。

このインターネットカジノ店で逮捕されてしまったお客さんというのは

「国内からオンラインカジノでギャンブルを行った」ということでもあり、場所を問いません。

現状の法律では海外で合法的運営されているオンラインカジノを

利用したことで逮捕されることはありませんが、

いつか法律が改変されて自分の家からオンラインカジノで

プレイしたことでも逮捕されてしまう可能性があります。

日本では競馬や競輪などのスポーツギャンブルや公営宝くじ以外の

ギャンブル行為が認められておらず、

海外に拠点があるオンラインカジノで遊ぶことは

犯罪ではありませんがよく注意するようにしてください。

違法なオンラインカジノ店は次々と摘発されている

摘発されたオンラインカジノ店は今回の「グーグル」だけではありません。

東京都に限らず全国的に違法カジノ摘発が続いています。

違法に運営されているオンラインカジノ店を含む

カジノ店は暴力団が絡んでいる可能性も多いので、

できるだけ関わらないようにするのが懸命です。

オンラインカジノ店を利用していたことが会社にバレて

解雇処分になってしまうと取り返しがつきません。

安定した収入が突然なくなる以上、罰金刑よりも辛い処分になるでしょう。