IR法案について

今回は、IRについて解説していきます。
2018年に日本でIR法案が可決され、
日本にカジノができると話題になりました。

そもそも、「IR」とはなにか?
また、本当に日本にカジノができるのか?
なぜ日本にカジノができるのか?
そういった疑問があると思うので、
日本の有力候補地と共に
IRを徹底解説していきます。

目次

IRとは?

IRとは
IR(Integrated Resort)とは日本語に訳すと
「統合型リゾート」のことで、ホテル、商業施設、
レストラン、アミューズメントパーク、
カジノ施設、スポーツ施設、温浴施設、
MICE施設などが一体となった
複合観光集客施設です。

現在、日本にはIRと呼ばれる大規模な施設が、
一つもないため、「IR法案」といった法設備が
進められました。

日本の多くの方は、IR=カジノという認識ですが、
カジノ施設の割合は統合型リゾート全体の3%が
上限と決められているため、
カジノは統合型リゾートの一部でしかありません。

 現在、日本ではこのIR法案に対して、
様々な賛否両論の声が挙げられています。

そこで、統合型リゾート施設(カジノ)を
建てることによってのメリット、
デメリットを紹介していきます。

メリット

 日本にカジノができることによっての
メリットを紹介していきます。

経済効果
カジノ施設を含む統合型施設リゾートの目的は、
外国人観光客の集客と経済成長です。
そこで得られる観光収入は莫大なものになると
予想されるのでかなりの経済成長が見込まれます。また、カジノ税の収入などによって、
赤字国債の削減になると予測されています。
マカオではカジノ税の効果で医療や教育などが
無料になり国民に約12万円を毎年支給しているほど
なのでかなりの期待ができます。
雇用の創出
統合型リゾート施設は、
カジノ施設以外にも多数存在する大規模な施設のため
莫大な従業員が必要です。
そのことから、雇用の増加が確実となり、
地域の活性化につながります。
インフラ整備
統合型リゾート施設が建設されることによって、
周辺のインフラ整備が整備されるため、
観光客の増加、地域の活性化など
様々なメリットにつながります。

 

デメリット

治安の悪化
 カジノはギャンブルのため、
金銭トラブルが多発する可能性があります。また、外国人の観光客は日本と文化が全く違うため、
そのことについてもトラブルが起きる
要因となっております。
トラブルを回避するために警備を固める
必要がありますが、警備費用も
かなりかかってくるため問題視されています。

 

マネーロンダリング
マネーロンダリングとは、資金洗浄のことで
不正に得たお金を移動させたり使用したりして、
そのお金の出所をわからなくする犯罪行為です。それをカジノで行われる可能性もあり、
日本ではそのことに対する政策などが
まだあまり整っていない状態なので、
対策を立ててない状態でオープンすると、
マネーロンダリングのターゲットとして
狙われる危険があります。

 

ギャンブル依存症の増加
カジノを建てるにあたって
最大の不安がギャンブル依存症の増加です。日本はパチンコの市場規模が
約20兆円もあるギャンブル大国なため、
現在も日本には約300万~500万人の
ギャンブル依存症者がいます。
カジノを建てることによってさらに
ギャンブル依存症者が増加する可能性があります。そういった問題の対策として、
来場者は週3回の月10回までといった
制限を設けたり、入場料の値上げ、
クレジットカードの使用を禁止したりすることなども
考えられたりしています。
おそらくこれからもギャンブル依存症を
防止するための対策が増えていくと思います。

 

有力候補地

有力候補地
カジノを含む統合型リゾート施設は
全国で3か所に設置される方針に決まっています。

そこで、現在、誘致を表明している
自治体を紹介していきます。

北海道、東京、千葉、神奈川、愛知は
誘致を表明していましたが、
見送りにするという方針に決定しました。

残る有力候補地は、
「大阪」「和歌山」「長崎」
3か所のみとなっています。

それぞれの候補地の状況について
簡単に解説していきます。


大阪(夢州)

IR法案が取り上げられていた当初から万博の誘致と
ともに積極的にIRの誘致にも
力を注いで活動してきました。
その結果、2025年の大阪万博の開催が決定し、
IRの誘致に最も有力的な候補と言われています。

最近、横浜が誘致を見送ったことで
大阪も見送りの懸念がされていましたが、
大阪府知事は「横浜の動向は大阪には影響がない。
世界最高水準のIRを実現させたい」と
コメントしており、IRの誘致に前向きです。

ただし、開業は2025年の大阪万博後の
2028年になる見込みです。

 

和歌山(マリーナシティ)

和歌山では、20216月に国内で初めて
IRの運営事業者が選定されました。

運営事業者ですが、
カナダのクレアベスト・グループが選定されました。

2026年春の開業を目指していますが、
事業者側は、2027年秋の開業を提案しています。

 

長崎(ハウステンボス)

長崎も和歌山と同様に運営事業者として
20218月末に、「カジノオーストラリア
インターナショナルジャパン」と基本協定を結び、
2024年のIR誘致に向け、
積極的な動きを見せています。

しかし、近くに韓国やマカオなど
様々な大型IRが存在するので
長崎のIRが成功するかどうかは
他とどのように差別化を図るかが
重要になってきます。


この3都市が有力候補地と言われ、
2022年頃までには正式に候補地が決定される
と予想されていますが、
新型コロナウイルスの影響で
どのようになるかは定かではないので
今後の動向にも注目していきましょう。

 

まとめ

まとめ
今回は、「IR」について解説してきましたが
理解していただけたでしょうか?

IRの誘致に賛否両論がありますが、個人的には、
日本にカジノができると考えるとわくわくしますし、
日本のエンターテイメントのひとつとして
盛り上がるのではないかと考えています。
まずは、どこに誘致されるかに注目していきましょう。

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